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最終更新日:2024年4月1日

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森林社会学

森林社会学
概要:森林と社会との関係性が経済や制度によってどのように変化してきたのか、またそれをどのように把握するかを学びます。また、近年の「田園回帰」現象と自伐型林業の新たな展開が森林経営や山村にどのような影響をもたらしているのかについても、様々な事例を紹介しながら考えていきます。

目標
・​日本の森林と​山村社会​の特徴を説明できる。
・日本の経済構造や林野制度の変遷と山村社会の変貌について説明できる。
・​森林をとりまく社会​関係の課題や処方箋について議論できる。
・日本社会における山村の役割や「田園回帰」の要因について議論できる。
・山村における​森林管理に関わる​社会調査を想定し、質問を考えることができる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060320141
FAG-CE4F03L1
森林社会学
佐藤 宣子
S1
集中
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
・2022年度の授業日程(授業時間は原則1コマ90分で行います) 4月23日(土) 1限~4限(1限目を9時開始で、休憩10分、昼休み50分で4コマ行います) 4月24日(日) 1限~3限(1限目を9時開始で、休憩10分、昼休み50分で3コマ行います) ・教室 農学部2号館1階 化学第3講義室(予定) ・授業計画(講義の進捗により変更することがあります) 1) 人の関わり方で異なる森林の景観~個人、家族、集落、自治体~ 2) 森林社会学とは 3)経済や制度がいかに森を変えてきたか 4)森林所有構造の地域性と村との関係 5)山村地域の特徴と変容 6)「田園回帰」現象と自伐型林業 7)(対面調査の項目を考えてみよう)
授業の方法
講義と討議による。 原則対面受講とするが、感染対策から自宅での受講を希望する場合や、学内の活動制限指針レベルに変更があった場合等には、オンデマンド授業(資料・動画の配布と質疑応答機会の設定等による)やハイブリッド授業等で対応することがある。
成績評価方法
授業参加状況(小レポート)と課題レポートにより評価。 課題レポート提出にはITC-LMSを利用する。
教科書
佐藤宣子『地域の未来・自伐林業で定住化を図る~技術、経営、継承、仕事術を学ぶ旅』2020年、全国林業改良普及協会
参考書
・佐藤宣子・興梠克久(2006)「林家経営論」(林業経済学会編『林業経済研究の論点~50年の歩から~』日本林業調査会所収)、233-268 ・佐藤宣子・興梠克久・家中茂編著(2014)『林業新時代~「自伐」がひらく農林家の未来~』農山漁村文化協会 ・佐藤宣子他(2016)『村落社会研究52 現代社会は「山」との関係を取り戻せるか』2016年、農山漁村文化協会 ・岩元泉(2015)『現代日本家族農業経営論 』農林統計出版 ・藤森隆郎(2006)『森林生態学~持続可能な管理の基礎』全国林業改良普及協会
履修上の注意
講義の聴講のみならず、議論や質問への積極的な参加を期待します。 自分の両親や祖父母が山林所有をされていたら、その管理状態を尋ねておいてください。 また、事前に、教科書を購入し、2~4章の中で、1カ所以上(全部で17カ所)の事例を読んで授業に参加することを薦めます。
その他
・教室 農学部2号館1階 化学第3講義室(予定) ・「授業の方法」に記載したとおり、原則対面受講とするが、感染対策から自宅での受講を希望する場合や、学内の活動制限指針レベルに変更があった場合等には、オンデマンド授業(資料・動画の配布と質疑応答機会の設定等による)やハイブリッド授業等で対応することがある。この場合の注意事項は以下のとおりである。 <オンライン授業に関する注意事項> 講義の内容や資料は、講師や第三者の著作物です。必ず以下のルールを遵守してください。 ・本講義のスクリーンショット撮影、録画や録音等は一切禁止します。 ・これらを第三者がわかるような形でアップロードすることや、講義のZoom URLを第三者に提供することは不正行為と見なされます。