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最終更新日:2024年3月15日

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生物多様性科学

 生物の世界はなぜこんなに多様なのか、多様な世界はどのようにして維持され、また進化してきたのか。今日、日本や世界の各地で生物の減少や絶滅が問題になっているが、それらはなぜそのようになってしまったのか。本講義では、こうした生物の多様性の意味、仕組、進化、保全にかかわることがらに焦点をあてて講義する。まず、生物の多様性の実態やその成り立ちを、地球生態系の形成過程や生物進化の観点から概観する。次に、個々の種の個体数の変動やほかのさまざまな生物との相互作用についてのべ、生物群集や生態系がどのような構造をもち、維持されているかについて紹介する。最後に、希少な生物や生態系の保全のあり方についてのべ、生物多様性の保全と人間社会の持続性のあり方について論じる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060311220
FAG-CE3S01L1
生物多様性科学
宮下 直
S1
金曜3限、金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
1.生物多様性科学とは 2.個体群の動態(1) 3.個体群の動態(2) 4.生物間相互作用(1) 5.生物間相互作用(2) 6.生物間相互作用(3) 7.進化と生物多様性(1) 8.進化と生物多様性(2) 9.種数の決定機構(1) 10.種数の決定機構(2) 11.生態系の構造と機能 12.種の多様性と生態系機能 13.生物の多様性と保全(1) 14.生物の多様性と保全(2)
授業の方法
講義資料とスライドを使用しながら講義する。
成績評価方法
レポートにより評価する。 レポート課題:講義中に指示をする。 提出方法:3000字程度 レポートの締め切り:講義中に指示をする。 提出先:教務課レポートボックス
教科書
生物多様性概論、宮下 直 ・瀧本 岳 ・鈴木 牧 ・佐野光彦、朝倉書店、ISBN978-4-254-17164-8 生物多様性と生態学、宮下 直・井鷺裕司・千葉 聡、朝倉書店、ISBN978-4-254-17150-1 群集生態学、宮下 直、野田隆史、東京大学出版会、ISBN4-13-062211-0
参考書
必要に応じて、講義中に紹介する。
履修上の注意
大学教養レベルの微分積分学・線形代数学を応用する場合があるが、必要に応じて初等的な解説を行う。