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最終更新日:2024年4月22日

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保全生態学

保全生態学/Conservation Ecology
人間は生態系サービスに依存することで存在を維持している。我々は、その生態系サービスのかなりの部分を生物多様性がもたらしていることを知らなければならない。本講義では、生物多様性の意味とその価値を科学的に学び、生物多様性が加速度的に失われている現状を知るとともに、生物多様性の保全や健全な生態系の維持にはどのような指針や技術が必要なのか、生態系の修復にはどのような管理手法が求められるのかを学ぶ。さらに、農業の生産性と生態系の保全とをどのように両立させるべきかを考えるために、環境保全型の持続的農業のあり方についても学ぶ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060310520
FAG-CE3S04L1
保全生態学
吉田 薫
A1 A2
A1: 水曜2限、A2: 集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
1)保全生態学とは何か 2)生物多様性の危機 3)生態系サービス 4)湿地と湖沼の保全生態学 5)河川の保全生態学 6)草原の保全生態学 7)森林の保全生態学 8)里山の保全生態学 9)都市の保全生態学 10)水田生態系における生物多様性 11)環境保全型農業 12)遺伝子組換え作物と環境保全 13)生態系と防災・減災
授業の方法
全てZoomによるオンライン講義(一部集中、不定期になるので、注意すること) 9月30日(水)、10月7日(水)、10月14日(水)、10月28日(水):2限 11月4日(水):1限および2限 11月11日(水):2限、講義およびテストの予定 11月19日(木)、11月26日(木):3〜5限(26日の最後にテストを予定) 担当教員 吉田(9/30, 10/14, 10/28, 11/4)、曽我(10/7, 11/4, 11/11), 西廣(11/19, 11/26) 注意1)初回の講義は9月30日(水)です。はじめの10分間は学生の皆さんがアクセスするのを待っています。アクセスがおおむね済んだ時点で、授業のアウトライン、成績評価方法、授業用資料などの説明をし、注意事項を述べます。 注意2)この講義のURLは、シラバス(本ページ)の一番下にある「オンライン授業URL」で通知します。なお、講義URLは講義ごとに変わりますので、その都度、確認してアクセスしてください。また、本講義はオンラインで行いますが、資料は事前に配信(ITC-LMSによる)します。
成績評価方法
出席及び、11月11日(水)と11月26日(木)の2回の試験により評価する。
教科書
参考書
1)「保全生態学入門-遺伝子から景観まで」鷲谷いづみ・矢原徹一.文一総合出版. 2)「人間活動と生態系」日本生態学会編 共立出版 3)「水田生態系における生物多様性」農林水産省農業環境技術研究所編 養賢堂 4)「保全遺伝学入門」R.Frankam, J.D.Ballou, D.A.Briscoe著・西田睦監訳.文一総合出版. 5)「国連ミレニアム エコシステム評価 生態系サービスと人類の将来」横浜国立大学21世紀COE翻訳委員会責任翻訳.オーム社
履修上の注意
通常講義:A1ターム水曜2限(11月4日のみ1限と2限に講義、10月21日は休講) 集中講義日程:11月19日(木)と26日(木)の3〜5限
その他
ライブの授業を受講できなかった場合は、ITC-LMSに掲載されたリンクにあるオンデマンド映像または音声を視聴してください。ライブの授業を受講できなかった履修者からリクエストがあった場合には、オンデマンドで映像または音声を配信します。 2020年度シラバス作成教員:吉田 薫