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最終更新日:2024年4月1日

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植物分子育種学

植物分子育種学/ Plant Molecular Breeding
 近年の細胞・組織培養技術や分子遺伝/生物学の発展は、作物育種の分野に大きな影響を及ぼしている。すなわち、これまでの種間交配によって行なわれてきた有用遺伝子の導入に加えて、遺伝子組換え技術による様々な遺伝子の導入やゲノム編集による遺伝子改変が容易に行なえるようになった。また、育種の過程で行なわれてきた形質の観察に基づく長期にわたる選抜も、ゲノム情報の蓄積と次世代シーケンスの利用によって効率的に行なえるようになってきた。今後の育種はこのような新しい技術、手法を最大限に利用することによって更に進展していくと考えられる。
 本講義では、イネなどのモデル作物における知見を中心に、作物ゲノム、遺伝子同定・単離、遺伝子発現制御、ゲノム編集などの分子育種に必要な知識について講義すると共に、現在進行している分子育種の実例とその具体的手法について概説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060310440
FAG-CL3B12L1
植物分子育種学
伊藤 純一
A1
月曜2限、木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
1)植物分子育種について 2)ゲノム情報 3)有用遺伝子の同定法 4)遺伝子導入法 5)遺伝子発現制御法 6)有用遺伝子単離法 7)遺伝子発現抑制法 8)ゲノム編集法 9)遺伝子組換え植物
授業の方法
板書、PowerPointによる説明、資料の配付によって行なう。
成績評価方法
出席と期末試験により評価する。試験は授業最終日に行なう。 教室:農学部1号館 第4講義室 持ち込み不可
教科書
なし
参考書
なし
履修上の注意
なし
その他
2019年度シラバス作成教員:伊藤 純一