4/23 エピジェネティクス概説+動原体の制御 (角谷徹仁)
4/30 ゲノム機能領域のエピジェネティクスによる形成(胡桃坂仁志 )
5/21 エピジェネティクスによる遺伝子機能の制御機構(胡桃坂仁志 )
6/4 リプログラミングとクロマチン構造変化 (岡田由紀 )
6/11 小分子RNAによる遺伝子制御(塩見美喜子)
6/18 DNAメチル化のゲノミクス(角谷徹仁)
6/25 世代をこえるエピジェネティック情報の継承(角谷徹仁)
7/2 エピジェネティック情報の確立(角谷徹仁)
7/9 遺伝子の抑制と抗抑制(角谷徹仁)
7/16 非コード転写とエピジェネティクス(稲垣宗一)
7/30 転写領域内の修飾と環境応答(稲垣宗一)
エピジェネティクスは、当初は個体発生を理解するための考察から始まったが、今ではゲノムの進化や染色体の制御、集団遺伝学や生態学まで含め、多くの生物学分野における新たな考え方の枠組となってきつつある。予想外の発見と展開が続くエピジェネティクスとエピゲノミクス分野について、シロイヌナズナ、ショウジョウバエ、マウスなど、遺伝学のモデル生物を用いた研究、および分子機構に関する研究を中心に講義する。