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最終更新日:2024年4月1日

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植物発生学II

被子植物の花は非常に多様である.この花は,どのような遺伝子の働き,どのようなメカニズムにより,発生し,形作られていくのであろうか?本講義では,被子植物の生殖成長期の発生に焦点を当て,花成誘導,花の発生・分化,メリステムの転換や維持などについて,基礎から最新の研究成果にわたって紹介する.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0540046
FSC-BS3O09L1
植物発生学II
平野 博之
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
1)花芽誘導を制御する環境情報.2)日長に応答した花芽誘導機構.3)長期間の低温に応答した花芽誘導機構.4)メリステムの転換とABC遺伝子の発現誘導.5)ABCモデルと花器官の決定機構.6)ABC遺伝子の分子機能と相互作用.7)単子葉植物の花の発生機構.8)雄蕊や雌蕊の発生・分化.9)メリステムの維持制御機構.10)サイトカイニンシグナリングと幹細胞の増殖制御.11)メリステムの有限性の制御.12)単性花の発生制御.13)花の発生進化. 14)試験.
授業の方法
パワーポイントを用いた講義,プリントの配布.
成績評価方法
学期末の試験により評価する.
教科書
平野博之・阿部光知著 『花の分子発生遺伝学』(裳華房)2018.
参考書
O. Leyser and S. Day,“Mechanism in Plant Development” (Blackwell, Oxford) 2003.
履修上の注意
講義中心だが,一部,interactiveに行うので,積極的に講義に参加することを期待する。