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最終更新日:2024年4月1日
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細胞分子生物学II
細胞分子生物学II/Cell and Molecular Biology II (セントラルドグマから、細胞、DNA・染色体の複製、遺伝子発現機構の基本分子機構)
(山中)細胞の増殖において、遺伝情報を娘細胞に正確に伝達することは必須の過程である。本講義では、遺伝情報の実体である染色体を正確にコピーし、娘細胞へと分配するために細胞が備えているメカニズムについて、分子的観点から解説する。また、染色体は多彩なアノテーションを持った配列によって構成されている。その構成要素は種間で大きな違いが見られるが、一方で染色体として恒常性を維持する上での、種を超えて類似した機能を持っている。本講義では染色体の構成要素の機能を紹介するとともに、それらを高次に制御するエピジェネティックマークを解説する。
(伊藤)遺伝情報発現はセントラルドグマに従い、DNA情報のmRNAへの転写、mRNAからタンパク質への翻訳という2つの反応過程を経る。本講義では、転写・翻訳反応やその制御に関わる基本分子機構の理解を目的に、近年ますます多種多様な分子種の存在が明らかになってきたRNA分子を軸に解説する。
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