微生物(担当:鈴木・砂村)
1回目 全体ガイダンス後、微生物実験における実験器具の使用法、無菌操作、微生物培養操作を学び、微生物増殖速度の計測と培地作成を行う。並行して小石川植物園での試料採取と環境因子測定の準備(環境化学実習の復習)を実施する。
2 回目 小石川植物園における試料採取、環境因子測定および培養実験を行う。
3 回目 全菌数測定、ガス濃度測定、培養した微生物の純化作業を行う。
4 回目 DNA抽出と定量PCR測定を行う。
5 回目 データベース上のDNA配列を用いて、アライメントや相同性検索の原理を学び、最尤法やベイズ法に基づく系統樹を作成する。
6 回目 多様性について学び、小石川植物園環境試料から得られたDNA配列に基づく微生物群集構造データを用いて、環境中微生物の多様性を評価し、クラスター解析や主成分解析などの多変量解析を行う。
7 回目 小石川植物園の微生物群集構造と環境因子との相関性を解析する。
8 回目 ゲノム中の遺伝子群から代謝様式を推定し、環境形成に対する影響を考察する。
軟体動物の発生(担当:遠藤・佐々木・清水)
1回目 軟体動物の発生の班は、発生に関する講義を行う。
2回目 軟体動物の発生の班は、人工授精と光学顕微鏡による観察。
3回目 走査型電子顕微鏡による胚と幼生の観察。
4回目 軟体動物の発生の班は、蛍光顕微鏡による幼生の観察。
バイオマーカー解析と安定同位体測定 (担当:荻原・高野・鈴木)
1回目 バイオマーカーの抽出と質量分析計による測定の準備を行う。
2回目 バルクでの安定同位体測定とバイオマーカーを抽出の続きを行う。
3回目 ガスクロマトグラフ質量分析計によるバイマーカーの特定を行う。
4回目 ガスクロマトグラフ質量分析計によるデータの解釈と安定同位体測定結果の考察を行う。