中国語学中国文学演習Ⅲ - 文学部 - 東京大学授業カタログ

中国語学中国文学演習Ⅲ

唐代の五律を読む

詩体の中でも、五言律詩は、詩の基本とも言うべきものである。本授業では，唐詩の選集をテキストとして五言律詩をとりあげ、近体詩の基本を習得するとともに、中国士人階級を核に構成された詩文世界の特徴やその東アジアへの展開についての理解を深め、古典詩文の読解力を高めることを目標とする。

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授業計画

唐詩の選集をテキストとして、諸注釈を参考にしながら、読み進める。

授業の方法

受講生による発表、教員による解説を中心とする。

成績評価方法

発表による。

教科書

国立公文書館デジタルアーカイブ等で公開されている版本および本学所蔵等の版本から、授業開始時に指定する。

参考書

小川環樹『唐詩概説』は必携。他は随時指示する。

履修上の注意

本授業は対面型で実施されるが、入国できない留学生がいる場合、または京都大学の院生の履修を認める場合は「対面を主体としたハイブリッド授業」とし、ハイブリッド授業用機材を用いて対面・遠隔の同時受講を可能とする。授業についての情報はITC-LMSおよび授業用に設けられたwebページ（ITC-LMS上で指示する）で随時更新するので，必ず参照すること。