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最終更新日:2024年4月22日
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言語学演習Ⅴ
野外調査法 (1)
今年2022年は国際連合総会によって宣言された「国際先住民言語の10年 International Decade of Indigenous Languages」 (IDIL2022-2032: https://en.unesco.org/***** idil2022-2032) の1年目である。これは2019年の「国際先住民言語年」に続くもので、現在危機的状況にある先住民言語の保存、再活性化、奨励・向上を目指している。先住民言語を守り、言語の多様性や多言語使用を維持していくことは、持続可能な開発目標 (SDGs) の達成のための重要な要素だと考えられている。
この記念すべき年にこの授業では、世界的に、言語学、言語の多様性、そして危機言語の最良の入門書の呼び声高い Evans, Nicholas. 2010. Dying Words: Endangered Languages and What They Have to Tell Us. Malden, MA: Wiley-Blackwell. を教科書にとりあげ、先住民言語を中心とした世界の言語の多様性とそれを理解するために必要な言語学、特に言語類型論について学んでいく。
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