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最終更新日:2024年4月22日

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文化資源学特殊講義Ⅶ

文化資源保存修復論―書物のコンサベーション
近年、書物の保存修復分野においては、多様な素材や構造が取り上げられ、複合的な視点が必要とされてきている。本が古くなるというのはどういうことなのか。書物における死と生、ライフサイクルとはどういうものか。本授業では書物の装幀・製本を対象に、欧米の資料を扱いながら、文化資源学の観点から、本をどのように後世に継承するかという保存修復の問題を探究する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04215142
FLE-XX4304L1
文化資源学特殊講義Ⅶ
野村 悠里
A1 A2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
全13回の授業を通じて、どのように本を次世代に継承するかという文化資源学的視点を学ぶ。第1回目のガイダンスで授業全体の目標と概要を説明する。 第1回:ガイダンス 第2回:書物保存修復の歴史1 第3回:書物ー素材と構造1 第4回:書物ー素材と構造2 第5回:書物保存修復の歴史2 第6回:保存修復の実際1 第7回:保存修復の実際2 第8回:保存修復の実際3 第9回:保存修復の実際4 第10回:保存修復の活用と展開1 第11回:保存修復の活用と展開2 第12回:保存修復の活用と展開3 第13回:まとめ
授業の方法
学生参加型の演習形式。対面+オンライン(秋以降のコロナの状況によっては変更の場合もある)。
成績評価方法
授業参加・課題報告で評価する。
教科書
特に指定しない。参考書を参照すること。
参考書
野村悠里『書物と製本術――ルリユール / 綴じの文化史』、みすず書房、2017年。 アニー・トレメル・ウィルコックス(市川恵里訳)『古書修復の愉しみ 』、白水社、2004年。 The Journal of Paper Conservation Volume 20 (2019), Issues 1-4 - Special Issue in Memory of Christopher Clarkson. Sheila Waters, Waters Rising: Letters from Florence, Legacy Press, 2016.
履修上の注意
初回授業でガイダンスを行うので、履修希望者は必ず出席すること。