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最終更新日:2024年3月15日

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社会学特殊講義Ⅳ

社会学のためのデータ分析法(1)
この講義は、種々の社会調査(官庁統計や調査報告書からマスメディアによる世論調査の結果公表なども含む)の結果を正しく読み、理解する為の知識の習得を目標とする。具体的には、記述統計を中心として単純集計、代表値、クロス表、因果関係と相関関係、質的調査の読み方やケースの選び方など、基礎的な事項を扱う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04214344
FLE-HU4Z03L1
社会学特殊講義Ⅳ
祐成 保志
S1 S2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
文学部
授業計画
1 オリエンテーション--講義目的、内容、データ、ケース、量的変数、質的変数 2 度数分布--単純集計表、度数、累積度数、相対度数、分位数、ヒストグラム、階級値、代表値 3 代表値--平均と分散、標準偏差、変動係数 4 クロス集計(二重クロス表)--列パーセント、行パーセント、周辺度数 5 クロス集計(二重クロス表)--独立性、期待度数、χ二乗検定、クラメールの連関係数 6 因果関係と相関関係--集団における相関関係、個人内の共変関係 7 因果関係と相関関係--相関係数、擬似相関 8 統計資料の整理--官庁統計、調査報告、世論調査の読み方、二次分析データへのアクセス 9 質的な調査の読み方--参与観察、聞き取り調査(インタビュー) 10 質的な調査の読み方--ケース・スタディ、フィールドノート 11 文献レビューによる作業仮説の作り方 12 質的調査におけるケースの選び方、アポイントメントの取り方 13 インタビューの取り方、データのまとめ方、一般的な調査報告書の書き方
授業の方法
オンライン授業を基本にしつつ、要所で状況に応じてハイブリッドの回を設ける。講義。
成績評価方法
平常点、提出物(論文・レポートなど)
教科書
石黒格編著『改訂Stataによる社会調査データの分析』北大路書房、2014。
参考書
筒井淳也他『Stataで計量経済学入門 第2版』ミネルヴァ書房、2011。
履修上の注意
火曜4限(S1S2/A1A2)の「社会学特殊講義Ⅵ/Ⅶ」および火曜3限(A1A2)「社会学特殊講義Ⅴ」との同時履修を条件とする。 社会調査には、社会的責任が伴う。調査倫理を遵守するとともに、実査の活動が教育・研究活動の一環であることを自覚すること。また社会調査は共同作業でもある。毎回の授業に関しては、遅刻・欠席は厳禁。やむを得ない事情で欠席する場合、必ず事前に連絡すること。また、課題は期限までに提出すること。