学部後期課程
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最終更新日:2024年3月15日

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地理学Ⅰ

景観の見方・読み方・作り方
 地理学の基本概念である景観を取り上げ,地理学の観点と分析方法について具体例をもとに論ずる。景観の地理学的な観察や分析の手法について修得することが本講義の到達目標である。
 本講義では地理学の基本概念としての景観概念を確認し,伝統的な景観概念に基づいた景観の観察と読みの方法を提示する。また,エスニシティ・都市・ツーリズム・信仰といった現象を取り上げて,その景観からいかに地域的特徴を読みとるかについて論ずる。講義では写真・地図などの図像資料を多用する。また,簡単な図上作業や大学周辺の野外観察を実施し,教職についた場合の指導法を実践的に修得させる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04205504
FLE-XX4312L1
地理学Ⅰ
須山 聡
S1 S2
木曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
Zoomを利用したオンライン授業を準備中 4月30日開講の予定 第1回:地域の概念--地理学の対象-- 第2回:自然景観と文化景観--伝統的な景観概念-- 第3回:景観が映し出す地域像--近年の景観概念-- 第4回:伝統的景観論--集落の形態論-- 第5回:伝統的景観論--集落の空間構造-- 第6回:図上実験--土地利用から景観を読みとる-- 第7回:景観に見る過去の痕跡--江戸と東京-- 第8回:エスニックな景観--リトルコリア,チャイナタウン,ブラジルタウン-- 第9回:景観のゲシュタルト--景観の含意と表象-- 第10回:信仰の景観--南島の信仰,四国八十八か所,カクレキリシタン-- 第11回:図上実験--空中写真の実体視-- 第12回:韓国のコロニアルタウン 第13回:景観に表れる世界観--風水思想-- 第14回:景観から思想を読む--徳川家康と江戸-- 第15回:イデオロギー装置としての景観--インドネシア,タマンミニ・北朝鮮,平壌-- 定期試験
授業の方法
講義によるが,任意参加の野外観察を数回実施する。
成績評価方法
定期試験による。
教科書
特に定めず,配付資料やパワーポイントを利用する。
参考書
随時紹介する。
履修上の注意
教員免許取得希望者はAタームの地理学Ⅱも履修することが望ましい。
その他
Zoomを利用したオンライン授業を準備中である。URLは掲示板を参照のこと。 授業開始は4月30日である。