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最終更新日:2024年4月1日

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社会学特殊講義Ⅵ

地域共生社会における諸実践
本授業では、社会調査法の基礎講義などを通じて習得した知識を応用し、社会調査の実習をおこなう。一昨年度本研究室で「地域包括ケアにおける公私連携・ 官民共同」というテーマのもとで行った二つの調査票調査の再分析(量的・質的分析)、昨年の「川崎市の中間団体に関する質的方法を中心とした実態調査」のレビューなどからスタートし、そこから本年度実施予定の質的調査実施のための問いを立て調査まで行うことを目標とする。本授業が目指すところは、(1)先行調査のデータを2次分析し、(2)そこから問いを立て実際に調査を企画・実施して社会調査に伴う一連の作業を経験するとともに、(3)レポートを書き、報告書を作成することにある。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04204346
FLE-HU4Z03L1
社会学特殊講義Ⅵ
井口 高志
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
文学部
授業計画
1-2. 社会調査とは(年間計画提示、昨年度調査内容の個別テーマの紹介と再分析のための作業班編成) 3-4. 各作業班の分析テーマ決定・調査実施地域の各テーマに関する基礎資料・既存調査の収集・レビュー 5-6. 調査データの再分析(単純集計表、クロス表の作成、2変量の解析) 7-8. 調査データの再分析(多変量解析) 9-10. 自由記述データの入力・データクリーニング 11-12. 自由記述データの分析 13-14. 二次分析報告レポートの作成 15. 前期レポート提出
授業の方法
実習
成績評価方法
平常点,提出物(論文・レポートなど)
教科書
石黒格編著『改訂Stataによる社会調査データの分析』北大路書房、2014。
参考書
筒井淳也他『Stataで計量経済学入門 第2版』ミネルヴァ書房、2011。 樋口耕一『社会調査のための計量テキスト分析』ナカニシヤ出版、2014。
履修上の注意
「社会学特殊講義Ⅳ/Ⅵ」(水3・S1S2/A1A2)および「社会学特殊講義Ⅶ」(水4・A1A2)との同時履修を条件とする。 社会調査には、社会的責任が伴う。調査倫理を遵守するとともに、実査の活動が教育・研究活動の一環であることを自覚すること。また社会調査は共同作業でもある。毎回の授業に関しては、遅刻・欠席は厳禁。やむを得ない事情で欠席する場合、必ず事前に連絡すること。また、課題は期限までに提出すること。