学部後期課程
HOME 学部後期課程 心理学特殊講義Ⅴ
過去(2020年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

心理学特殊講義Ⅴ

知覚・認知心理学
感覚・知覚の心理学は、ヴントが世界初の心理学実験室を創設して以来、実験心理学の中心的役割のひとつを一貫して担ってきた。今日までに質・量ともに膨大な実証的研究が蓄積し、心理学・神経科学・計算論が互いに補完しあいながら発展をし続けている。本講義では、感覚・知覚に関する入門的講義から一歩進め、知覚心理学の分野で押さえておくべき基本的なトピックスをひとわたり扱い、基礎知識を共有することを目標とする。そのため、平易な表現と豊富な画像、副教材など、実験心理学を学んだことのない初学者に容易に理解できるように配慮して、理解度のチェックも随時行うように心がける。ものを見る・聴く・味わうためのこころのはたらきを学ぶことの魅力が、最大限伝わるような講義にすることを心がける。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04204145
FLE-HU4X02L1
心理学特殊講義Ⅴ
村上 郁也
S1 S2
月曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1 イントロダクション 2 眼・脳の生理学I 3 空間視I 4 空間視II 5 物体認識I 6 物体認識II 7 色覚I 8 色覚II 9 奥行き知覚I 10 奥行き知覚II 11 注意I 12 注意II 13 運動知覚I 14 運動知覚II 上記シラバスには、人の感覚・知覚等の機序 (3, 4, 7, 8, 9, 10, 13, 14) 及びその障害 (2)、人の認知・思考等の機序 (5, 6, 11, 12) 及びその障害 (12) を含む。
授業の方法
オンライン講義を行う他、短いトピック紹介文を自習教材として指定する。
成績評価方法
学期末レポートによる。
教科書
教科書は使用しないが、参考書『Sensation & Perception 3rd edition』の図版を多数使用する。ただし、授業で引用する図版のハードコピーは著作権に配慮のうえ毎回オンラインで閲覧可能とする予定である。
参考書
書名    :Sensation & Perception 3rd edition 著者(訳者):J. M. Wolfe, K. R. Kluender & D. M. Levi 出版社   :Sinauer Associates ISBN    :978-0-87893-572-7 書名    :Progress & Application 知覚心理学 著者 :村上郁也 出版社   :サイエンス社 ISBN    :978-4-7819-1452-7
履修上の注意
上記授業計画にかかわらず,オンライン授業を可能にするための各種の調整を行う。ITC-LMS を用いてオンライン授業の情報を周知し,書類PDFを配布するので,各自確認すること。 https://itc-lms.ecc.u-tokyo.ac.jp/***** 学務システムでの履修登録が済んでいる者は登録の数日後には ITC-LMS でコースの閲覧ができる見込みである。履修登録が済んでいるのにコースの閲覧ができない,あるいは履修登録が済んでいない者は,ITC-LMS での「受講登録」(学務システムでの履修登録とは独立に ITC-LMS 上でコースを技術的に利用可能にする仕組み) をすることにより,当座のコースの閲覧ができる。 「コース検索」画面から[コース名]リンクをクリックすると、「コース TOP」画面に遷移します。受講登録を受け付 けているコースの「コース TOP」画面には「受講登録」ボタンが表示されます。 「コース TOP」画面で[受講登録]ボタンをクリックすると「受講登録確認」画面が表示されます。 内容が正しいことを確認して[受講登録]ボタンをクリックします。 受講登録が完了すると、「コース TOP」画面に遷移します。 (東京大学 ITC-LMS 学生マニュアル Ver2.0.5 pp.24-25 より引用)