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最終更新日:2024年3月15日
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考古学特殊講義Ⅳ
縄文・弥生文化の基礎論(2)
概要 弥生時代のはじまりは、日本列島において最も大きな歴史的転換の一つであった。中国や朝鮮半島からの影響を背景にしたもので、大陸的な文化要素は弥生文化の骨格をなす。一方、縄文文化もいたるところに継承されている。これまで弥生文化の研究では、縄文文化の要素の研究はなおざりにされてきた。本授業ではこの点に着目しながら、様々な観点から縄文時代の社会と弥生時代の社会を比較し、その異質性と継承関係を論じる。このタームは、祖先祭祀・文化の継承・生産と流通・政治組織に焦点を当てた講義を行う。
目標 縄文時代と弥生時代の社会と文化の授業を通じて、それぞれの基礎的知識を獲得し、縄文時代・縄文文化とはなにか、弥生時代・弥生文化とはなにかを考え、縄文時代から弥生時代への転換が日本やアジアの歴史にとってどのような意味を持っていたのか思いめぐらすきっかけとする。
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