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最終更新日:2024年3月15日

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日本史学特殊講義ⅩⅣ

日本史学研究入門第二部
前半は牧原が担当し、日本近世史の論点と方法、史料について解説する。
後半は野島(加藤)が担当し、近代政治外交史の道案内を行う。主要な研究史の流れを紹介しながら、あわせて近代の一次史料を紹介しつつ、近い過去をどのようにしたら歴史学の対象にできるか、ガイダンスをおこないたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04201154
FLE-HU2H01L1
日本史学特殊講義ⅩⅣ
野島(加藤) 陽子
A1 A2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
前半(近世)については、以下の通り。 1.イントロダクション―くずし字の史料を読む 2.伊賀者の由緒書を読む―伊賀者は忍者か? 3.領主と百姓 4.都市の分節構造 5.江戸城と民衆世界 後半(近代)については、以下の通り。 第1回 本郷で学ぶということ、近代歴史学の手法 第2回 近代を対象とする歴史学の始まり 吉野作造の場合 第3回 近代を対象とする歴史学の始まり 岡義武の場合 第4回 日本の近代の特色を考えようとする歴史学の始まり 遠山茂樹と牧原憲夫の場合 第5回 日本の近代の特色を考えようとする歴史学の始まり 宮地正人と季武嘉也の場合 第6回 日本近代の転換期を対象とする歴史学の始まり 伊藤隆の場合 
授業の方法
オンラインで実施する。(9/13追記) 講義の内容を記したレジュメと、講義で用いる一次史料を配布し、出席者と対話しつつ講義をおこなう。
成績評価方法
前半(近世)を対象とした期末レポートを一回提出。 後半(近代)を対象とした期末レポートを一回提出。
教科書
特になし。
参考書
授業の各回で参考文献を紹介する。 前半(近世)については、以下の通り。 藤井譲治ほか『シリーズ日本近世史』1~5、岩波新書、2015年 後半(近代)については、以下の通り。 『吉野作造選集』11巻(岩波書店) 『岡義武著作集』6巻(岩波書店) 牧原憲夫『客分と国民のあいだ』(吉川弘文館) 宮地正人『日露戦後政治史の研究』(東京大学出版会) 季武嘉也『大正期の政治構造』(吉川弘文館) 伊藤隆『昭和初期政治史研究』(東京大学出版会)
履修上の注意
二人の教員、双方に対する期末レポートを提出して初めて単位がでる。