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最終更新日:2024年3月15日

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古文書学特殊講義Ⅱ

古文書学概論
古文書は歴史事象を探索・研究するための有力な「史料」であり、時代や扱う案件、発信者・受信者の関係等により、特定の様式を備えている。古文書の様式を理解することは、古文書を史料として活用するための第一歩となる。そこで、活字の釈文を素材として、古代から中世の古文書の様式とその変遷について解説する。また古文書が作成される場面とその伝来を考えることにより、古文書の機能についても考察する。
2020年度は下達文書を取り上げる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04201132
FLE-HU4H02L1
古文書学特殊講義Ⅱ
高橋 典幸
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
0、ガイダンス 1 太政官符と牒 2 官宣旨 3 宣旨 4 下文 5 下知状 6 書状 7 奉書 8 直状・書下 9 印判状
授業の方法
ZOOMによるオンライン授業とする 指定の教科書を中心に講義を進めるが、レジュメ等も適宜配布する。 レジュメ等は適宜ITC-LMSにアップするので、事前に各自ダウンロードすること(5月7日予定のガイダンスはレジュメ不要)。 また授業終了後に、授業で用いたPPTファイルをITC-LMSにアップする予定。 教科書・レジュメ・PPTファイルで授業内容のフォローに努めてほしい。 講義形式だが、授業中に訓読などを割り当てるので、予習も必要。 適宜「課題」(宿題)を課す。
成績評価方法
期末レポートにより評価する。 レポートの要綱については授業中に指示し、その後、ITC-LMSでも表示する。 (2020年6月16日修整)
教科書
佐藤進一『[新版]古文書学入門』(法政大学出版局)
参考書
相田二郎『日本の古文書』上・下(岩波書店) 石井進『中世を読み解く 古文書入門』(東京大学出版会) 日本歴史学会編『概説古文書学 古代・中世編』(吉川弘文館) 田中稔『中世史料論考』(吉川弘文館) 五味文彦・久留島典子『史料を読み解く1 中世文書の流れ』(山川出版社) 富田正弘『中世公家政治文書論』(吉川弘文館) ※当面は教科書のみで十分
履修上の注意
漢文訓読の基礎知識を有していることが望ましい。
その他
2020年5月7日(木)開講予定(2020年4月11日更新) ※開講日(5月7日)は木曜日だが、水曜授業日であることに注意