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西洋古典学特殊講義Ⅰ
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最終更新日:2024年4月22日
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西洋古典学特殊講義Ⅰ
ギリシア悲劇 エウリピデス『イオン』を読む 神話と儀礼
ギリシア悲劇作品のうち、エウリピデス『イオン』を取り出し、ギリシア語テクストをできるだけテクストに即して読解、翻訳するとともに、作品全体の解釈の枠組みとして、ギリシア神話と儀礼に関する研究文献も理解する訓練を行う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04193941
FLE-HU2W01L1
西洋古典学特殊講義Ⅰ
葛西 康徳
S1
S2
水曜2限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
文学部
授業計画
ギリシア悲劇のギリシア語に親しむこととと、ギリシア神話および儀礼の基礎的理解、とくに戦後にフランスを中心に巻き起こった構造主義的解釈の手法と、文化人類学や動物行動学の影響をうけた儀礼論の二つに焦点を当てる。 エウリピデスの『イオン』という作品は、ギリシア悲劇についての我々の固定観念をゆさぶる極めて興味深い作品である。
授業の方法
ギリシア語テクスとの読解は、経験のある者から先に担当してもらう。授業の後半からは初心者も参加する。 参考文献講読と発表は、初心者も含めて平等に行う。できれば毎回の授業のうち半分の時間はテクスト読解、残り半分は文献紹介にあてたい。
成績評価方法
毎回の授業参加、発表、そしてレポートの総合評価。
教科書
James Diggle, Oxford Classical texts (Euripides)
参考書
Gunther Martin, Euripides Ion, de Gruyter, 2018 Gordon (ed.), Myth, Religion, Society, Cambridge 1981
履修上の注意
ギリシア語の初歩的知識の参加者も歓迎する。
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