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最終更新日:2024年4月1日

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死生学特殊講義Ⅰ

現代日本人の死生観を問う
 「日本人の死生観」とはどのようなものか。この問いに短く答えることは難しい。それほど複雑だからである。歴史的な穴も多い。過去の思想家が残した死生観に頼ろうとしても、現代人の死生観と関係があるか、それともその思想家の特殊な死生観でしかないのか、という疑問が残る。現代人だけに範囲を限定しても、多様な死生観がある。宗教観以上に曖昧で複雑な現代日本人の死生観にどのようにアプローチするか。すでにあるアプローチから、突破口を考えてゆきたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04190041
FLE-HU4202L1
死生学特殊講義Ⅰ
堀江 宗正
S1 S2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
序論 統計的調査から 心理学的アプローチ 葬送研究から 現代仏教における死生観 医療関係者の死生観 自殺・犯罪・戦争への反応 ポピュラー文化における死生観 スピリチュアリズムの死生観 霊魂観・他界観 結論
授業の方法
毎回講義のあとにワークシートに1〜2行程度の疑問・気づき・コメントを書く。教員はこれを次の授業の冒頭に紹介し、フィードバックをおこなう。
成績評価方法
上記のワークシート、最終レポートによる。
教科書
特になし。
参考書
島薗進『日本人の死生観を読む』
履修上の注意
居眠り、私語、内職、携帯電話・スマートフォンなどの操作は禁止する(調べ物はその場で質問するか、教員が許可したときだけにする)。