比較政治演習（外国語科目）

初期にはほぼホロコーストに限定されていた大規模虐殺の加害者研究は、近年裾野を拡大して進展を見せている。加害者の心理に注目する研究は、その重要な一部を成す。本授業は、ジェノサイドの加害者の心理を理解することを目標とする。

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授業計画

まず、Alette Smeulers; Maartje Weerdesteijn; & Barbora Hola (eds.), Perpetrators of International Crimes: Theories, Methods, and Evidence (Oxford: Oxford University Press, 2019)の第1章と第2章を輪読して、加害者研究の動向を把握する。次に、ホロコーストの加害者に焦点を当てたGeorge R. Mastroianni, Of Mind and Murder: Toward a More Comprehensive Psychology of the Holocaust (New York: Oxford University Press, 2019)を輪読して、加害者に関する心理学的解釈について学ぶ。授業期間中のほか、輪読の一部は合宿で行う（新型コロナウィルスの感染状況によっては合宿を中止して別の方式にする）。

授業の方法

履修生が事前に提出するレジュメとコメントに基づいて討論を行う。

成績評価方法

平常点による。

教科書

Alette Smeulers; Maartje Weerdesteijn; & Barbora Hola (eds.), Perpetrators of International Crimes: Theories, Methods, and Evidence (Oxford: Oxford University Press, 2019). George R. Mastroianni, Of Mind and Murder: Toward a More Comprehensive Psychology of the Holocaust (New York: Oxford University Press, 2019).

参考書

履修上の注意

　授業は毎回延長する（最大19:40まで）。　履修の意思がありながら何らかの事情で初回の授業に出られなかった場合は、すみやかにその旨をEメールで知らせてください。

その他

テキストはこちらで準備する。