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最終更新日:2024年4月22日

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日本政治思想史演習

日本政治思想史史料会読
担当者の報告と、参加者全員の討論によって進める。毎週、丹念に辞書を引き、わからない言葉を調べながらテクストを読まなくてはいけないので、予習の負担は重い。ほかの授業の成績や就職・進学のことはとりあえず忘れて、下調べに専心し、大学院生を含む参加者と活発に議論する、「ノリのよさ」のない人はお断り。なお、前近代・明治時代のテクストを読みたい人は、大学院演習(金曜2限、今年度は田口卯吉『日本開化小史』)に単位なしで参加するのも可。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0119052S
FLA-SE4711S2
日本政治思想史演習
苅部 直
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
戦後日本において、論壇・演劇界・文壇で活躍し、政策決定にも深いかかわりをもった知識人、山崎正和のオーラルヒストリーを会読する。単にその人の伝記を追うというのではなく、これを中心にして、同時期を扱った他の著作や、同時代の思想史・政治史の資料と読み合わせながら、戦後における思想の変化、政治と知識人との関わりについて議論したい(開講は4月10日の予定。掲示を必ず見ること。)
授業の方法
毎回、報告担当者を決め、一人30分の報告ののち、全員で討論する。参加者全員が、あらかじめテクストを、わからない箇所は自分で調べながら熟読し、何かコメントを考えて授業に臨むことが必須である。授業時間は延長する。
成績評価方法
口頭報告+ふだんの授業態度+(参加多数の場合)レポート
教科書
御厨貴ほか編『舞台をまわす、舞台がまわるーー山崎正和オーラルヒストリー』(中央公論新社、2017年)。生協書籍部にて各自購入すること。
参考書
佐々木毅ほか編『戦後史大事典』増補新版(三省堂、2005年) 神田文人ほか編『戦後史年表 1945~2005』(小学館、2005年)
履修上の注意
授業時間は延長するので、6限にほかの授業の履修を考えている人は、履修しないこと。無断の遅刻・欠席は厳禁。初回に説明を行うので、必ず出席すること。
その他
当方を指導教員としてリサーチペーパーを執筆する演習参加者については、演習のほかに、個別に面談による指導も行なうので、時間の余裕(ヒマ)を十分にとっておくこと。