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最終更新日:2024年4月1日

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労働法演習

労働法最新重要判例演習
雇用・労働問題は「内々定取消し」「過労死・過労自殺」「長時間労働」「同一労働同一賃金」「解雇の金銭解決」「セクハラ・パワハラ」「ブラックバイト」「非正規雇用」など、マスコミでも多く取り上げられており、特に、2018年には「働き方改革」のための法改正もなされ、皆さんにとっても身近な法律問題だと思います。これらの問題は、労働裁判としても争われ、法律を具体的な社会問題に解釈・適用するとはどういうことか、さらには、雇用システムの変化に対応してこれからの労働法政策のあり方をどう考えるべきかについての格好の素材を提供しています。
そこで、このゼミでは、最新の(つまり、判例評釈も出ていないため、皆さんが自分の頭で考えるしかない)重要裁判例を取り上げながら、変化する雇用システムの下で生起する法的問題について、法解釈論と立法政策の双方について議論します。そして、生の判例を読む力、事実関係を正確に認識・分析し、法的な論理を組み立てて説得的な議論を展開する力の修得を目指します。
実際のゼミの運営は、男女・学年を混合した4人の報告グループを作り、各グループが2件の報告を担当します。荒木ゼミではゼミ生が主役。皆さんがとことん議論をすることを重視し、教師は最後の15分まで口を開きません。司会進行もゼミ生が担当します。ゼミでは、全員に取り上げた判例について一言コメントを求めますので、荒木ゼミではゼミ生が一度も発言せずに終わることはあり得ません。是非、議論する醍醐味を味わって欲しいと思います。労働法未修者も歓迎します。
なお、5限の授業ですが、午後7時頃までは議論が白熱しているのが通例ですので、参加に当たっては留意して下さい。
労働委員会・ハローワーク等の見学やゲストスピーカーの講演、合宿等のイベントも例年実施しています。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0119029S
FLA-SE4502S2
労働法演習
荒木 尚志
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学部
授業計画
10件程度の最新労働判例を取り上げ、その法解釈上・雇用労働政策上の課題について議論し、最後に教師がコメントを加える。
授業の方法
演習:グループによる報告形式をとる。
成績評価方法
平常点による
教科書
判例教材を配布する。
参考書
授業の際に指示する
履修上の注意
ゼミ終了時刻は、午後7時頃となる。