各種の社会・経済問題の分析には、経済学的なアプローチが必要不可欠のものになっている。ここでは、経済分析に必要な経済学の基礎知識を学習する。内容的には、ミクロ・マクロ経済学、ファイナンスの基礎を学習する。
この講義用に書かれた教科書:縄田和満著、「理工系のための経済学・ファイナンス理論」東洋経済新報社、2003年に沿って行う。
第1回 需要・供給と市場,
第2回 消費者選好と効用関数
第3回 需要間接効用関数・ 不確実性, 企業の生産関数と費用関数
第4回 利潤最大化と供給関数, 市場における均衡と市場の失敗
第5回 総需要のIS-LM曲線による分析,国民所得の測定と政府の政策
第6回 新古典派の理論と名目賃金・価格の硬直性, 資本と投資
第7回 国際収支と為替レート, 経済成長
第8回 現在価値とプロジェクト評価
第9回 リスクと資産価格
第10回 市場の効率性、債券市場、資本の構成と会社
第11回 債券価格・先物市場とデリバティブ
第12回 オプション価格とブラック・ショールズのモデル