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最終更新日:2024年4月22日

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数理手法IV

時間とともに変化する不確実な現象を記述し理解するには、確率過程論が重要な道具として用いられる。この講義では離散時間の確率過程に関しての講義を行う。
この講義では、数学的に厳密な議論は行わず、確率過程論(特にマルチンゲール)のアイデアを中心として直観を重視した講義を行う。特に前半では確率空間が有限集合である場合を取り扱う。測度論、積分論の知識は前提としない。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-CO3144L1
FEN-CO3144L1
数理手法IV
楠岡 成雄
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
1.基礎的準備:集合と写像、凸関数 2.確率論の基礎 3.条件付き期待値 4.マルチンゲールの理論 Doob の不等式、Doob 分解とマルチンゲール変換、停止時刻、上方横断数と下方横断数 5.測度論からの準備 6.測度論的確率論 σ加法族、条件付き確率 7.マルチンゲールと極限定理 8.マルコフ連鎖 再帰性と極限定理、ランダムウォーク、待ち行列
成績評価方法
レポート及び期末試験 による
履修上の注意
基礎を固める(工学部共通)