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最終更新日:2024年4月22日

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ことばの発達心理学(学習・言語心理学)

人の行動が経験を通して変化する過程や,その中での言語の習得のメカニズムについて,概要を理解することを目標とする。授業では特に,子どもの言語獲得の過程とはどのようなものであるか,それを支えている人間の能力とはどのようなものか,言語獲得は人間の認知や思考にどのような影響を及ぼしうるのか,に焦点をあて,言語獲得のプロセスやその所産について研究するための方法についても学ぶ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09185403
FED-DS3404L1
ことばの発達心理学(学習・言語心理学)
針生 悦子
S1 S2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
1,ヒトの言語の特徴:ヒト以外の生き物のコミュニケーション手段との比較から 2,子どもと言語の出あい 3,発話から単語を聴き取る 4,音素聞き分け能力の発達 5,前言語コミュニケーション 6,単語の学習①:音声に意味を結びつける 7,単語の学習②:語彙爆発 8,単語の学習③:動詞の学習 9,文法獲得①:獲得のプロセス 10,文法獲得②:”生得の文法知識”をめぐる議論 11,文法獲得③:文法をつくりだす能力? 12,言語獲得の敏感期? 13,言語と認識①:言語間比較から 14,言語と認識②:発達
授業の方法
講義形式。毎回の授業の最後にリアクションペーパーを提出してもらい,次回の授業で,参加者の授業内容に対するコメントの紹介,質問への回答なども行っていく。
成績評価方法
テスト
教科書
授業において適宜指示する。
参考書
針生悦子(編) 「言語心理学」 朝倉書店 今井むつみ・針生悦子 「ことばをおぼえる仕組み」 ちくま書房
履修上の注意
毎回の授業でリアクションペーパーを提出してもらうが,これは,参加者の理解や興味を把握して授業の内容や手法を微調整するのが目的である。リアクションペーパーの提出記録は,出席状況の把握にも用いる。単位の認定では,6割以上の授業への出席を前提とし,テストの採点結果により評価を行う。
その他
【履修上の注意点】 2016年度以前開講「ことばの発達心理学」と同一内容のため、既に単位を修得している場合は本科目の履修を認めない。