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最終更新日:2024年4月22日

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認知行動科学特論III

視知覚のうち主として色の知覚を取り上げ、外界を見る際に我々はどのような情報処理を行っているのか、そしてその情報処理はどのようなメカニズムによって実現されているのか、などを解説する。眼で外界を捉える際に自らが行っている複雑で洗練された情報処理を理解した上で、改めて、「見ること」の不思議さ、すごさ、そして、視覚研究の面白さを実感してもらうことを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08E1327
FAS-EA4E24L1
認知行動科学特論III
木村 英司
S1 S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
1. 視覚研究の意義:見る vs. ビデオ撮影 2. 網膜像の形成と視知覚 3. 色に関する諸現象 4. 三色説と錐体過程 5. 反対色説と錐体拮抗過程 6. 段階説と生理学的メカニズム 7. 明るさ、明度、輝度 8. 物体の色の知覚、色の見えのモード 9. 明度の恒常性 10. 色の恒常性 11. 色の役割:物体認知、情景認知 12. 色の表示(1):顕色系と混色系 13. 色の表示(2):錐体興奮量に基づく色表示 (上記の計画は、講義の進行に応じて変更することがある。)
授業の方法
講義はプロジェクターを使用して行い、プリントを配布する。また、できるだけデモンストレーションをまじえ、さまざまな視覚現象を実際に体験してもらえるようにする予定。
成績評価方法
レポートによる。
教科書
教科書は使用せず、プリントを用意する。
参考書
講義中に随時紹介する。
その他
本講義は8月開講のため、9月修了生とPEAK生は卒業単位に含まれません。