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最終更新日:2024年4月1日

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表象メディア論演習

クィア・シネマの理論と美学
この授業では、ワイマール時代のドイツで撮影された初期のクィア映画から、2010年代の現代クィア映画までを射程に、クィア・シネマの美学と理論について学びます。クィア映画とはなにか?映画における美学とはいったいどのようなものでありうるのか?また、クィア・シネマの美学はどのように政治と結びつくのか?といった問題について、実際の映画作品の分析を通して考えていきます。クィア・シネマの美学や政治を考えるうえで、重要なトピックには、時間、空間、キャンプ、情動、リアリズムなどがあります。クィア理論およびフェミニスト理論で展開されてきたこれらのトピックに関する議論を参照しながら、クィア・シネマの美学的可能性と政治性について批判的に思考することが、この授業の目標です。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1124
FAS-CA4C24S1
表象メディア論演習
菅野 優香
S1 S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
1.初期クィア・シネマ:テクストとコンテクスト 2.映画装置、イデオロギー、リアリズム:女性映画の美学 3.ニュー・クィア・シネマの美学と政治 4.実験映画と自伝的作品 5.クィアな時間性と空間性
授業の方法
事前に配布されたテキストをもとに、講義、精読、ディスカッションによって授業を行います。また映像作品の上映を含みます。
成績評価方法
平常点(出席、授業の準備、議論への積極的な参加):70% 課題(レスポンス・ペーパー[2回]):30 %
教科書
特定の教科書は使用しません。
参考書
授業の際に紹介します。
履修上の注意
課題テキストを配布するので、必ず事前に読んでおいてください。
その他
課題テクストは英語で書かれたものを多く使用します。