初回と第2回で、デイヴィッド・ダムロッシュの『世界文学とは何か?』について簡単に紹介し、授業で読む課題図書を最終決定する。まずは担当教員が候補となる11冊の本(原則的に入手が容易な文庫のみに限る)を提案するので、それをたたき台に参加者で話し合って決めることにする。第3回以降は、毎回担当者が課題図書に関する発表を行い、その後、参加者全員で討論を行う。こちらで考えている作家としては、クッツェー、カズオ・イシグロ、パク・ミンギュ、コルタサル、ガルシア=マルケス、マーガレット・アトウッド、アレクシエーヴィッチ、チヌア・アチェベ、莫言など。