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最終更新日:2024年4月1日

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言語芸術論I

現代の世界文学を読む
国ごとの区分で文学を読み研究する時代は終わっているはずだし、「越境」、「移動」、「グローバル」、「クレオール」、「多文化」といった言葉が用いられるようになって久しいはずだが、にも関わらず諸々の事情で大学では一国の文学だけを読み研究するという姿勢が身についてしまうようになっている。この授業ではさしあたり「翻訳」を通して、世界の文学に触れ、文学作品を窓として世界を眺める姿勢を身につけるとともに、「翻訳」という営みについてもいくらか考えてみたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1119
FAS-CA4C19L1
言語芸術論I
桑田 光平
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
初回と第2回で、デイヴィッド・ダムロッシュの『世界文学とは何か?』について簡単に紹介し、授業で読む課題図書を最終決定する。まずは担当教員が候補となる11冊の本(原則的に入手が容易な文庫のみに限る)を提案するので、それをたたき台に参加者で話し合って決めることにする。第3回以降は、毎回担当者が課題図書に関する発表を行い、その後、参加者全員で討論を行う。こちらで考えている作家としては、クッツェー、カズオ・イシグロ、パク・ミンギュ、コルタサル、ガルシア=マルケス、マーガレット・アトウッド、アレクシエーヴィッチ、チヌア・アチェベ、莫言など。
授業の方法
毎回一冊、課題図書として現代の文学作品を読んできて、それについて討論する。担当者がレジュメを準備し発表を行う。
成績評価方法
毎回の授業参加と学期末のレポート(授業でとりあげた作品についての評論)から総合的に評価する。
教科書
授業中に指示を出す。
参考書
特になし。
履修上の注意
毎回、出席し、毎回、課題の本を読んでこられる人のみ参加してください。