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最終更新日:2024年4月22日

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映像芸術論II

映画精読
この授業では、映画を「表現論」の水準で精細に分析し、記述するしかたをともに考えます。
とりわけ、俳優の身体を焦点とした映画監督の「演出」が
どのようになされ、どのような効果をあげているかを丹念に見てゆきたいと思います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1118
FAS-CA4C18L1
映像芸術論II
三浦 哲哉
A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
2018年9月に公開された濱口竜介『寝ても覚めても』、三宅唱『きみの鳥はうたえる』から出発して、 リチャード・リンクレイター、フィイップ・ガレル、エリック・ロメール、ジャン・ルノワールらの作品を、 一つずつ順次、分析対象としてゆきます。
授業の方法
履修学生全員が、事前に、課題となる映画作品についてそれぞれ仔細に観賞・分析をする。 (一度でなく、繰り返し観賞することが望ましい) つぎに、履修者の人数にもよるが、事前に提出するレポートまたは授業内での口頭発表によって、 観賞・分析の成果をそれぞれ発表する。 そのうえで、映画作家たちの演出をめぐる文献を参照しながら全体で討議し、 最終的には、それぞれの作品でなされている演出の特徴がいかなるもので、 どのように有効であるかを示すことを試みる。
成績評価方法
授業内での発表(または事前提出レポート)、および、期末レポートによる
教科書
ロベール・ブレッソン/松浦寿輝訳『シネマトグラフ覚書』筑摩書房、1987年 濱口竜介・野原位・高橋知良『カメラの前で演じること』左右社、2015年
参考書
塩田明彦『演出術:その演出はなぜ心をつかむのか』イースト・プレス、2014年
履修上の注意
とくになし