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最終更新日:2024年3月15日

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映像芸術論I

中国語映画の諸問題
おもに中国系移民が海外で製作した中国語映画について講義する。日中戦争期の内陸部で作られた国防映画や中華人民共和国成立後の人民映画についても分析する。
社会的・歴史的諸力の絡み合いを考えながら、中国語映画に対する多面的な理解を試みる。中国語圏映画について考える力を培うことが目的である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1117
FAS-CA4C17L1
映像芸術論I
韓 燕麗
A1 A2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
【第1回】ガイダンス、総論 【第2回】中国映画史の概観 【第3回】香港における広東語映画と国民統合の問題 【第4回】在米中国系移民の映画と華僑意識の構築 【第5回】香港製の「国産映画」と『蝶々夫人』 【第6回】香港「国片」と変貌する母の表象 【第7回】マレー半島における中国語映画の製作 【第8回】大陸三部作から香港三部作へ 【第9回】国防映画とは何か 【第10回】『東亜の光』と『日本間諜』 【第11回】建国初期の少数民族映画 【第12回】抗日テーマと少数民族映画 【第13回】中国映画における女性像 【第14回】今日の中国映画を考える 【第15回】まとめ
授業の方法
基本的に講義形式であるが、学生の考えを述べてもらうこともある。
成績評価方法
授業への参加度40%、最終レポート60%によって評価する。
教科書
韓燕麗『ナショナル・シネマの彼方にて  中国系移民の映画とナショナル・アイデンティティ』晃洋書房、2014年。
参考書
授業中に適宜提示する。
履修上の注意
授業中に数回コメントを記入してもらうことによって内容を復習させる予定である。