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最終更新日:2024年4月22日

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生物情報科学II

本講義では、生物情報科学Iに続き、バイオインフォマティクスの基礎、とくにタンパク質に関連したインフォマティクス(プロテインインフォマティクス)について幅広く解説する。タンパク質立体構造データベースの利用とその応用、グラフィックス、立体構造決定における情報技術から、モチーフ、ドメイン、ファミリーの解析、タンパク質の構造比較と分類、タンパク質の構造予測、相互作用予測、分子力学、分子シミュレーションについて講義する。プロテオーム情報解析、システム生物学の基礎についても論じる。バイオインフォマティクスだけでなく、計算生物物理、計算化学についてその基礎を幅広く講義するとともに、最新の研究についても積極的に紹介する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0560572
FSC-BI3B69L1
生物情報科学II
清水 謙多郎
A2
火曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
1)プロテインインフォマティクス概論 2)アミノ酸配列からの機能予測 3)プロテオーム情報解析(オーム情報解析概論) 4)タンパク質の構造と機能 5)タンパク質の構造比較・構造分類・構造予測 6)分子のポテンシャルエネルギーと分子シミュレーション(寺田透特任准教授)
授業の方法
具体的な例をできるだけ挙げ、基礎をわかりやすく解説する。タンパク質インフォマティクスでは、配列、構造、ダイナミクスと機能との関係について、さまざまな解析・予測手法を述べる。また、実験技術についても触れ、実験研究者にとっても理解しやすい内容を心がける。
成績評価方法
試験と出席により評価する。 試験は、学期末に行う(試験期間内を予定)。 試験日時:未定 教室:農学部2号館化学第1講義室 講義資料とノートのみ持ち込み可
教科書
特定の教科書はない。自作の講義資料を配布する。 講義資料のページ(「バイオインフォマティクス 実習」で検索)を利用して、講義中に実習内容に触れるが、各自で復習することを勧める。
履修上の注意
生物情報科学Iを履修していることが望ましい。