7回にわたり、以下のような内容を講義する。(講義内容の順序は変更される可能性有り)
1. 生命情報表現論イントロ:生命情報の表現法(および解析法)の研究開発がなぜ必要か?
2. 人工知能研究と知識表現:コンピュータサイエンスで開発された種々の知識表現法と推論(関係代数、述語論理、プロダクションシステム、フレーム、他)およびNoSQL(確率モデルは除く)
3. 非構造化知識(おもに自然言語で書かれたテキスト)の処理: 情報検索、検索エンジン、質問応答システム、他
4. 非構造化知識の処理: 自然言語処理、テキストマイニング、他
5. 生命科学におけるネットワークデータの表現法と知識抽出:相互作用、遺伝子共発現、グラフクラスタリング、モジュラリティ、他 (文献管理も紹介)
6. ゲノムと遺伝子の進化に関わる概念とそのデータ表現:系統樹、パラログ・オルソログ・インパラログ、系統プロファイリング、系統ネットワーク、他
7. データの共有と統合:RDF、オントロジー、オープンデータ、オープンアクセス、CCライセンス、他