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最終更新日:2024年4月1日

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文化交流特殊講義II

ヨーロッパ風景史 (Cultural History of European Landscape)
ヨーロッパ人が理想とする風景は、近代においてどのように変容していったのか。自然景観をタイプ別に分類(山、丘、田園、森、洞窟、崖、谷、岩、海、滝、湖、川、島など)して各回のテーマとし、ヨーロッパ特有の自然美の概念や文化、美意識の変遷を理解する。17世紀から20世紀初頭に至る風景絵画や関連図像(イコノグラフィー)を豊富に活用しながら、自然にまつわる音楽や文学・哲学・思想も合わせ、近代ヨーロッパ精神が築いた自然・風景史を辿ってゆく。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04185302
FLE-XX2307L1
文化交流特殊講義II
河村 英和
S1 S2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
以下のような内容で進める予定である。 1.アルカディア・理想郷 2.田園・田舎 3.森(1) 4.森(2) 5.山(1) 6.山(2) 7.岩場 8.水辺(1) 9.水辺(2) 10.海(1) 11.海(2) 12.島・楽園 13.カタストロフ
授業の方法
講義形式。授業最後の10-15分で書くリアクションペーパーでは、できれば授業で紹介されなかった他の比較・参考となる事例を書いてみる。難しければ感想文でもよいが、内容が斬新で興味深いものほど平常点の評価が高くなる。
成績評価方法
平常点30%(出席とリアクションペーパー)と小論文(レポート)70%での評価。学期末に提出する小論文では、好きな回のテーマを選び、授業で取り上げられなかった事例を使って「風景論」を書く。引用文献は脚注に書き、参照ページ番号も記入、レポートの末尾には参考文献表を添えること。分量は注・文献表込みで5000字程度。ヨーロッパ以外の地域(日本も含む)、全く別の時代でもよい。関連性があれば、ゲームやアニメなどの現代のサブカルチャーからとった題材も可。
教科書
なし。配布プリントに記載する代表的な文献を参考に。
参考書
配布プリントに記載。
履修上の注意
とくになし。