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最終更新日:2024年4月1日

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印度文学史概説II

インド哲学概論
インド哲学の初学者を対象に、古代から現代にいたるまで、インド哲学と仏教学の特徴について概説する。インドの哲学的な思索は、ヴェーダに始まる。やがて、ウパニシャッドの哲学が成立し、それから東アジア世界に大きな影響を与えた仏教が成立する。仏教が成立した時代は、様々な自由な思索が行われたが、それらの特徴について概要が把握できるようになる。また、その後に展開した哲学の歴史を俯瞰し、そのがい略を理解できるようになることを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04182512
FLE-HU2P02L1
印度文学史概説II
高橋 晃一
A1
月曜5限、木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1. インド哲学とは何か・ヴェーダとは何か 2. ヴェーダ文献/ウパニシャッドの構成 3. ウパニシャッド哲学とその特徴 4. インドの古代宗教 5. ジャイナ教・アージーヴィカ教 6. 六師外道 7. 仏教の登場 原始(初期)仏教 8. アビダルマ仏教 9. ダルシャナと六派哲学 10. サーンキヤとヨーガ 11. ニヤーヤとヴァイシェーシカ 12. ミーマーンサ―とヴェーダーンタ 13. 大乗仏教 14. 密教 15. 近現代のインド思想の動向
授業の方法
資料を配布し、講義形式で進める。映像資料も補助的に用いる。毎回、質問の時間を設け、内容を振り返り、学生の理解度を確認しながら進める予定である。
成績評価方法
出席2割、レポート3割、試験5割の割合で評価する。
教科書
早島鏡正・高崎直道等編『インド思想史』(東京大学出版会、1982年)
参考書
中村元『インド思想史』(岩波全書)
履修上の注意
インドに関することなら何でも良いので、関心を持っている方の受講を勧める。なお、欠席をせずになるべく聞いてほしい。耳学問は重要である。
その他
参考書は講義の中でも示すので、積極的に目を通してほしい。