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最終更新日:2024年4月1日

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東洋史学特殊講義III

近世海域アジアの商業ネットワーク:江戸からイスファハーンまで
この講義では、16世紀から19世紀半ばにかけての海域アジアにおける商業ネットワークについて概説を行う。当時の海域アジアでは活発な貿易活動が展開されており、それが19世紀半ば以降の本格的な近代に向けてアジアの経済や社会が躍動し始める前提のひとつとなっていた。本講義では、様々な商業集団の貿易活動やその商業ネットワークの分析を通じて、全体として近世海域アジアにおける経済社会の変容について理解することを到達目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04181243
FLE-HU2I02L1
東洋史学特殊講義III
島田 竜登
A1 A2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
日本人、中国人、ブギス人、チェティヤール、インド・ペルシア人、パルシー、アルメニア教徒、ユダヤ教徒、ポルトガル人などの民族的ないしは宗教的紐帯をもった商人、さらには、オランダやイギリス、フランス等の東インド会社や自由貿易商人を具体例として、近世海域アジアにおける彼らの貿易活動や商業ネットワークを概観する。
授業の方法
講義形式。毎回、ハンドアウトを配布する。パワーポイントなどの画像資料も利用し、多面的に理解できるように工夫する。また、南アジア史や東南アジア史専攻の学生ばかりでなく、アジアの他地域の歴史や西洋史、日本史などを専攻する学生にも裨益しうる授業を展開する。
成績評価方法
期末試験による。
教科書
ハンドアウトを配布する。
参考書
講義の際、適宜、参考文献を紹介する。
履修上の注意
試験の際には、自筆ノートならびに配布プリントの持込みを許可する。そのため、講義の理解につとめるとともに、充実したノートの作成が必須となろう。