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最終更新日:2024年3月15日

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原典講読VII

美術理論仏語原典講読
フランスで近年出版された美術館・博物館展示をめぐる諸論文を講読し、近代西洋的な芸術作品以外の展示物の分類や表象を学び検討する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04180627
FLE-HU4F06L1
原典講読VII
小田部 胤久
S1 S2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
美術館と博物館の展示をめぐるイデオロギーが問われて久しい。2006年開館のパリのケ・ブランリー美術館もまた、展示表象をめぐる議論を読んだ出来事として記憶に新しいが、芸術作品と民族誌的器物や自然物等、展示物の分類に潜む歴史性と恣意性はどのように解釈されているのか。 本演習ではおもにケ・ブランリー美術館が発行している学術雑誌Gradhivaの''Collections mixtes''と題された特集号(n. 23, 2016)に収められた諸論文を講読し、フランスにおける展示表象に関する研究動向を辿り、近年のミュージアムに関する諸学問の重層的なあり方を考えたい。 当該のGradhiva誌の目次はリンク先に示されている。
授業の方法
演習形式、各回全員が論文を読んできたうえで、担当者1-2人が論文一本の内容をまとめ、議論の骨子等を発表したうえで全員で討議を行なう。
成績評価方法
平常点(出席、積極的な授業への参加具合、担当時の発表等)による
教科書
Gradhiva(Collections mixtes, n. 23, 2016) 適宜コピーを配布する
参考書
授業中に適宜指示する
履修上の注意
特になし