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最終更新日:2024年4月22日

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インド哲学仏教学特殊講義II

唐代禅宗の思想史について理解する。
2000年代以降の研究を紹介し、それを基礎として、唐代末期に出現した雪峰系の禅者の思想について考える。
後半には担当者を決めて禅文献を会読する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04180342
FLE-HU4C05L1
インド哲学仏教学特殊講義II
土屋 太祐
S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1.2000年代以降の研究 2.馬祖「作用即性」説 3.馬祖系における「作用即性」批判(1)百丈 4.馬祖系における「作用即性」批判(2)南泉 5.石頭系の登場 6.石頭系の思想 7.福建における禅宗の伝播 8.雪峰教団の登場 9.雪峰の思想・文献講読 10.雪峰系と玄沙系の分裂 11.文献講読『玄沙広録』 12.法眼文益の思想 13.文献講読『法眼語録』
授業の方法
講義、および会読。 会読の際は担当者に訳注稿の作成をもとめる。
成績評価方法
提出された訳注稿にもとづき評価する。
教科書
講義当日にプリントを配布する。
参考書
小川隆『語録のことば―唐代の禅』、禅文化研究所、2007年。 小川隆『語録の思想史』、岩波書店、2011年。 土屋太祐『北宋禅宗思想及其淵源』、四川出版集団巴蜀書社、2008年。
履修上の注意
現代漢語および古典漢語を学んでいることが望ましい。