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最終更新日:2024年4月1日
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応用倫理演習I
科学的生命観と人生論的生命観Ⅲ
従来の米国型生命倫理学では、そもそも「いのち・生命」が何であるかはほとんど論じられてこなかった。また、近年のバイオテクノロジーと先端医療の飛躍的な進展により、「いのち・生命」は科学でのみ解るかのような風潮が蔓延しているように思われる。しかし、さまざまな人文学もまた、「いのち・生命」を探究してきたのである。
そこで、「いのち・生命」に関して自然科学と人文学とがそれぞれ探究してきた内実を検討し、すなわち、科学的生命観と人生論的生命観とを比較検討し、科学的生命観の限界を考察する。そしてそのうえで、今日の生命倫理問題を考察する。
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