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最終更新日:2024年4月1日

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応用倫理特殊講義II

生と場所の環境倫理
人新世においてわたしたちは、人びとの生と、わたしたちが生きる場所に関するどのような新たな想像力を必要とされているのだろうか。本授業では、環境正義、再自然化、科学技術と身体性など、具体的な「環境と社会」問題の検討を行う。新しい唯物論、モノとコトのエスノグラフィー、サイボーグ・フェミニズム、場所論などの議論を手がかりに、生と場所の環境倫理について論じる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04180072
FLE-HU4205L1
応用倫理特殊講義II
福永 真弓
A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
第1回 人新世とは何か 第2回 生きものとしての食べもの、生きものでない食べもの 第3回 台所と食料庫の政治学 第4回 食の倫理を考える(第2、3回を踏まえて) 第5回 被害・加害をめぐる忘却と記憶 第6回 「核」をめぐる忘却:第五福竜丸事件 第7回 公害事件をめぐる忘却 第8回 生きられた場所の記憶と贈与(第5、6、7回を踏まえて) 第9回 環境人種差別と環境正義運動 第10回 環境正義とグローバリゼーション 第11回 気候変動と気候正義 第12回 環境正義論の射程と理論 第13回 まとめと討論:生と場所の環境倫理
授業の方法
本授業では、講師・授業参加者同士の討論の時間を設ける。ゲストスピーカーも予定している。授業に参加する前に指定された文献を読むことが求められる。
成績評価方法
出席、授業への積極的参加度、レポート(ミニレポート2回と最終レポート)で総合評価する(20%、40%、40%)。遅刻は開始後25分までの遅刻を出席扱いとする。ミニレポートは授業時間内に書くものとする。
教科書
必要な文献は配布する。
参考書
吉永明弘・福永真弓、2018『未来の環境倫理学』勁草書房。
履修上の注意
ゲストスピーカーの都合により学外に出る可能性があります。