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最終更新日:2024年4月22日

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死生学演習II

スピリチュアリティ研究
スピリチュアリティについては、哲学、宗教学、心理学、社会学など、様々な分野から研究が進んでおり、すでに膨大な文献がある。さらに、それは理論的、思想的な側面と、死生学などの臨床場面での応用の面と、ポピュラー文化の現象という面がある。今期はとくに現代的な現象を具体的に知り、それに関する歴史的背景や心理学・社会学による分析・解釈について学び、これらを全肯定も全否定もせず、冷静に議論する姿勢を養いたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04180052
FLE-HU4203S1
死生学演習II
堀江 宗正
S1 S2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
スピリチュアリティとは何か ファンタジー──ポピュラー文化 オカルト、魔術、ゴス──サブカルチャー 占い スピリチュアリズム(歴史的展開) スピリチュアリズム(思想の特徴) スピリチュアリズム(分析・解釈) 癒し ボディワーク スピリチュアリティと政治 パワースポット・聖地 修行――伝統宗教への回帰 制度化するスピリチュアリティ――医療・心理・教育・環境
授業の方法
教員が書いた授業用テキストを、授業の1週間前に次のURLで公開するので、それを事前に読むこと。 https://goo.gl/mq58ic 授業冒頭に、A4用紙で「予習ノート」を提出する(人数分をプリントアウト)。予習ノートの構成は以下の通りとする。 〈要約〉10行程度で指定範囲を要約。特に重要な要点に下線を引く(頁番号必須)。 〈疑問〉下線を引いた重要な論点について疑問をぶつける(1個でよい)。cf. 疑問の作り方:著者の主張にReally? Why/How? So what? いつ?どこ?誰?何?言葉の意味・定義?具体的に?などの言葉をぶつけ、疑問文を作る。 注意:テキストに書いてあることを自問自答しない。辞書を引いたり、ネットで検索すれば分かるようなことを自問自答しない。 〈自分なりの答え〉上記の疑問について、自分ならどう答えるかを考える。その際、必ず事例を根拠として答えること。
成績評価方法
平常点(60%)とレポート(40%)による。 レポートの内容:授業との関連性が深いテーマを各自設定する。必ず事前に教員に相談し、了承を得ること(完全に自由にすると関連性の薄いものばかりになる傾向があるので)。授業では紹介していないような事例を集めて、その歴史的背景、心理学的・社会学的な分析について書くことを課題とする。積極的にアンテナを張り、「スピリチュアリティ」に関連する事例やニュースを蓄積しておくことを勧める。字数は自由。ただし短すぎて十分に論じられていなければ不合格リスクあり。長くても引用ばかりなら不可。剽窃は言語道断。レポートでの主張に合った中身の見えるタイトルを付ける。冒頭3行で言いたいことをまとめる。これを授業内で発表し、討論。事前相談はOK。剽窃は絶対不可。
教科書
授業用テキスト: https://goo.gl/mq58ic 匿名で質問できる「質問箱」があるので、質問のある人は「授業内容への質問です」と明記した上で質問をすること: https://peing.net/norichikahorie
参考書
適宜示す。
履修上の注意
遅刻しないこと。休まないこと。やむを得ず欠席するときは事前に連絡をすること。