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最終更新日:2024年3月15日

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社会心理学概論(2)

社会行動の適応的基盤
ヒトは本質的に社会的な存在であり、我々の心には、集団や社会で生きるための仕組みが、進化的あるいは文化的なプロセスを通じて備わっている。こうした「社会的な心」の成り立ちと働きを、近年の実験社会科学や社会脳科学の最新の実証知見と、ゲーム論的な観点を交えながら論じる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04174201
FLE-PS4Y18L1
社会心理学概論(2)
亀田 達也
S1 S2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1. 人間の社会性をどう考えるか: 適応と進化の視点 2.社会的影響過程:Socially hyper-sensitive mind 3. 社会的交換の諸相とゲームの考え方: 互恵性、利他性、共感 4. グループとしての協調行為: 集団問題解決・意思決定 5. 社会環境と適応行動: "文化"の生成 6. 統合的な社会科学の夢
授業の方法
講義による(パワーポイントと板書を組み合わせる)
成績評価方法
試験
教科書
亀田達也・村田光二(2010).『複雑さに挑む社会心理学―適応エージェントしての人間』(改訂版) 有斐閣
参考書
亀田達也 (2017). モラルの起源ー実験社会科学からの問い. 岩波新書. 亀田達也 (編著) (2015). "社会の決まり” はどのように決まるか (フロンティア実験社会科学, 第6巻).勁草書房. 山岸俊男・亀田達也 (編著) (2014). 社会のなかの共存 (岩波講座 コミュニケーションの認知科学, 第4巻). 岩波書店. 佐伯胖・亀田達也(編) (2002). 『進化ゲームとその展開』 共立出版 植田一博・岡田猛(編)『協同の知を探る:創造的コラボレーションの認知科学』共立出版 その他の文献については授業時に紹介する.