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最終更新日:2024年3月15日

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原典講読III

美術理論英語文献講読(2)
Sセメスターに続き、20世紀初頭の英米圏における美術理論、主にロジャー・フライの文献を講読する予定である。必要に応じ、フライの理論と関わりの深い、クライブ・ベル(Clive Bell)、デンマン・ロス(Denman Ross)、アルバート・バーンズ(Albert Barnes)等、1910-20年代英米圏のとりわけ形式主義的な美術理論に関するテクストも講読する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04170614
FLE-PR2F18L1
原典講読III
小田部 胤久
A1 A2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
Sセメスター同様、フライを中心に「フォーム」「感受性」等の概念に着目して授業を進める。Aセメスターでは、とりわけフライの「フォーム」概念に着目しつつ、英米圏へのフライの議論の波及等も勘案して講読対象を選択し授業を進めるつもりである。
授業の方法
演習形式で行い、各回担当者を決め、指定した範囲の訳出、また特定のテーマに関し調べてきてもらったことを発表してもらう予定である。積極的な発言・発表・質疑が求められる。
成績評価方法
平常点(授業への参加度に応じる)
教科書
Roger Fry, Vision and Design, 1920(reprinted, Oxford University Press, 1981 : Dover publications, 1998) : A Roger Fry Reader(ed. Christopher Reed), The University of Chicago Press, 1996. (講読する具体的な論考等は各回授業時に伝える。またテクスト等はこちらでコピーを用意する)
参考書
次の書が年表、書誌情報等が充実し、本講義の参考となる(要真理子『ロジャー・フライの批評理論』、東信堂、2005年)