2024年度版
JP
EN
学部後期課程
授業カタログとは
JP
EN
HOME
学部後期課程
原典講読
戻る
過去(
2017年度
)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月1日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
原典講読
芸術という概念
「芸術とは何か」という、芸術学の最も基本的なトピックについて、現在の諸論争を代表する論文を読む。「芸術とは何か」という問いは、「芸術の定義」の理論的探究であるとともに、個々の具体物について「芸術」か「非芸術」かを判定する実践的な「線引き問題」でもある。この問いがなぜ重要なのか、あるいは本当に重要なのか、といったメタ美学的な意識を保ちながら、芸術という文化についての反省的意識を洗練することを目指す。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04170611
FLE-PR4F10L1
原典講読
三浦 俊彦
S1
S2
水曜3限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
文学部
授業計画
古来、芸術という文化は「美」という理念と結びついてきた。芸術と美の関係は、科学と「真」、倫理と「善」、宗教と「聖」の関係に相当する。しかし芸術において特徴的なのは、現代アートでは「美」との結びつきが希薄か、または否定される傾向があることである。つまり現代アートは理念というものを積極的に拒んでいるかのようなのだ。その一般的動向に応じて、美学者も、美的性質や美的経験を持ち出さない芸術の定義を探るようになった。美による芸術の定義を擁護する論文を読みながら、美と芸術の関係を中心に「芸術の定義」の可能性を探る。
授業の方法
輪読形式で行なう。テキストに書かれている個々の具体的情報にこだわるより、情報どうしの関連、論述法に重きを置いて読んでゆく。
成績評価方法
訳読担当時の発表の仕方、普段の発言、出席状況、レポートの四つを総合して評価する。
教科書
Monroe C. Beardsley “An Aesthetic Definition of Art” What is Art? ed,. by Hugh Curtler, Haven, pp.15-29 (1983)
参考書
適宜指示する。
履修上の注意
特になし
戻る
マイリストにログインする
マイリストを使うと、自身が興味を持つ科目をチェックできます。
チェックした科目は随時マイリストを開くことにより確認できます。
マイリストを使うためにはログインをしてください。
Googleアカウントを使って
ログイン
Twitterアカウントを使って
ログイン