学部後期課程
HOME 学部後期課程 ヨーロッパ風景文化史
過去(2016年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年3月15日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

ヨーロッパ風景文化史

自然風景図像(イコノグラフィー)からみる近代ヨーロッパ文化と精神
ヨーロッパ人が理想とする自然風景は、近代においてどのように変貌・確立していったのか。自然をタイプ別に分類(山、丘、田園、森、洞窟、崖、谷、岩、海、滝、湖、川、島など)し、それぞれを各回のテーマにして、ヨーロッパ特有の自然美の概念を、17世紀から20世紀初頭に至る風景絵画・イコノグラフィーを中心にみながら、自然にまつわる音楽や文学・思想も包括しながら、近代ヨーロッパの精神を文化史的にたどってゆく。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04167003
ヨーロッパ風景文化史
河村 英和
S1 S2
木曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
以下のような内容で進める予定である。 1.アルカディア・理想郷 2.田園・田舎 3.森(1) 4.森(2) 5.山(1) 6.山(2) 7.岩場 8.水辺(1) 9.水辺(2) 10.海(1) 11.海(2) 12.島・楽園 13.カタストロフ
授業の方法
講義形式。授業最後の10-15分で書くリアクションペーパーでは、できれば授業で紹介されなかった他の比較・参考となる事例を書いてみる。難しければ感想文でもよいが、内容が斬新で興味深いものほど平常点の評価が高くなる。
成績評価方法
平常点30%(出席とリアクションペーパー)と小論文70%での評価。学期末に提出する小論文では、好きな回のテーマを選び、授業で取り上げられなかった事例を使って「風景論」を書く。引用文献は脚注に書き、参照ページ番号も記入、レポートの末尾には参考文献表を添えること。分量は注・文献表込みで5000字程度。ヨーロッパ以外の地域(日本も含む)、全く別の時代でもよい。関連性があれば、ゲームやアニメなどの現代のサブカルチャーからとった題材も可。
教科書
なし。配布プリントに記載する代表的な文献を参考に。
参考書
配布プリントに記載。
その他
上記URLに入るためのパスワードは授業で告知する。