応用倫理特殊講義

現在調査が進行中の研究データを使うため内容に変更がありうる。 未発表の訪問看護師へのインタビュー、そして在宅医療の参与観察のデータを、参加者とともに分析していく。その際、フッサール、ハイデガー、メルロ＝ポンティ、レヴィナス、ガタリ、ウィリアム・ジェイムズ、ライプニッツ思想家を新たに読解し直す道として、質的研究を参照することになる。 第1-3回.訪問看護師Eさん 第4-6回.Aさん 第7-9回.Cさん 第10-12回.BさんDさん2回目 第13-15回.全員へのインタビューの分析

質的な研究において、個別の経験を学問的な記述に落とすことを目的とした現象学的な方法論が注目されるようになっています。 ここでは現象学を、（インタビューや参与観察など）経験的なデータの質的分析の技法として身に付けることを目的とします。 テーマ：現象学的な質的研究の方法論と実践

出席およびコメント40％、レポート60％ 生データをどのように読むのかが大事なので、議論への参加を重視します。

村上靖彦『仙人と妄想デートする　看護の現象学と自由の哲学』人文書院、2016 村上靖彦『摘便とお花見　看護の語りの現象学』医学書院、2013 西村ユミ『看護師たちの現象学　協働実践の現場から』青土社、2014