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最終更新日:2024年4月22日

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死生学特殊講義

超高齢社会の医療とケア
S学期の「死生学概論」との関連で、超高齢社会における臨床死生学に焦点をしぼって、人の生死についての理解と思索に資することをめざす。
予定トピック:超高齢社会の医療とケアに関わる諸問題(人口動態、老いて行くプロセスの諸問題、医療と介護の制度、End-of-Life Care(EOLC)の概念、EOLCと緩和ケアとその心理・社会・スピリチュアル面の諸問題、生命維持とその差し控え・終了に関わる問題、尊厳死・安楽死など)
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04165509
死生学特殊講義
会田 薫子
A1 A2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1.概論:超高齢社会日本の現状と諸課題 2.高齢者とは誰か:高齢者の定義と再定義の動き 3.Activities of Daily Living (日常生活動作)とQuality of Life(生活の質) 4.認知症とは 5.介護保険制度と医療保険制度の諸問題 6.社会保障と財政の諸問題 7.フレイルとは何か 8.Advance Care Planning ― 意思決定プロセスを考える 9.エンドオブライフ・ケア(EOLC)概論 10.ホスピスと緩和ケア 11.食べなくても生きられる ― 人工的水分・栄養補給法の問題 12.延命医療問題を考える 13.尊厳死・安楽死 ― 尊厳とは何か
授業の方法
 基本的に講義形式で行う。
成績評価方法
 授業への参加と期末レポートによって評価する。詳しくは下記ウェブサイトを参照。
教科書
必要に応じて授業にて指定する。
参考書
『延命医療と臨床現場 ― 人工呼吸器と胃ろうの医療倫理学』(会田著、東大出版会) 『医と人間』(会田、他著、岩波書店) 『医療・介護のための臨床死生学』(仮)(会田他著、東大出版会から刊行予定)
履修上の注意
本授業は春学期の同時間帯に開講する「死生学概論」に連続するものである。したがって、履修に際しては予めこれを受講していることが望ましい。