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最終更新日:2024年4月1日

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社会心理学概論 1

社会心理学概論1
社会心理学は社会状況にいるなかでの人間に焦点をあてている。本講義では、社会心理学の「個人内過程」~「個人間過程」、おおむねミクロ領域と言われる範囲を講ずる。具体的には他者についての個人の印象や推論、他者との関わり方など、内容として「人間関係の心理学」といった領域を扱うが、サイエンスとしての心理学の観点、方法論から人間という生物、行動体をいかに捉え、理解、分析していくかのパースペクティブを獲得することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04164261
社会心理学概論 1
北村 英哉
S1 S2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
第1回 社会心理学とは、社会心理学の研究方法 第2回 印象形成、対人認知 第3回 社会的認知1 第4回 社会的認知2 第5回 社会的認知3,ステレオタイプ 第6回 社会的推論、帰属 第7回 態度 第8回 進化的アプローチ 第9回 感情 第10回 人間関係と信頼、利他行動 第11回 対人魅力と親密な関係 第12回 遺伝と環境 第13回 自己意識、自己意識感情 第14回 自己呈示 第15回 社会的比較
授業の方法
講義によって行うが、内容のより深い理解のため、実験等の研究方法を体験してもらう機会を設ける。
成績評価方法
試験(80%)、コメントシート、実験・調査参加など(20%)
教科書
北村英哉・内田由紀子(編) 『社会心理学概論』ナカニシヤ出版、2016年。
参考書
北村英哉・大坪庸介 『進化と感情から解き明かす社会心理学』有斐閣、2012年。 フィスク&テイラー 『社会的認知研究:脳から文化まで』 北大路書房、2013年。 池上知子・遠藤由美 『グラフィック社会心理学 第2版』 サイエンス社、2009年。 吉田富二雄他(編)『新編 社会心理学 改訂版』 福村出版、2009年。 浦光博・北村英哉(編著) 『展望 現代の社会心理学1 個人のなかの社会』 誠信書房、2010年。 山本眞理子他(編) 『社会的認知ハンドブック』 北大路書房、2001年。 唐沢かおり(編) 『新 社会心理学:心と社会をつなぐ知の統合』 北大路書房、2014年。 亀田達也・村田光二 『複雑さに挑む社会心理学 改訂版:適応エージェントとしての人間』 有斐閣、2010年。 唐沢かおり(編) 『朝倉心理学講座 7 社会心理学』 朝倉書店、2005年。 唐沢穣他 『社会的認知の心理学』 ナカニシヤ出版、2001年。 北村英哉 『認知と感情』 ナカニシヤ出版、2003年。 大島尚・北村英哉(編) 『認知の社会心理学(ニューセンチュリー社会心理学3)』 北樹出版、2004年。 安藤寿康 『遺伝と環境の心理学』 培風館、2014年。 山岸俊男 『信頼の構造』東京大学出版会、1998年。 山岸俊男(編著) 『文化を実験する』 勁草書房、2014年。
履修上の注意
特に予備知識を必要としない。