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最終更新日:2024年4月22日

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東洋史学特殊講義(1)

朝鮮時代古文書研究
朝鮮時代に作成された古文書資料の概要と性格・特徴等と歴史資料としてのその価値について講じる。素材として桜圃寺内文庫(山口県立大学所蔵)所在の朝鮮古文書を用いる。寺内正毅(1852-1919)旧蔵本からなる桜圃寺内文庫には多数の朝鮮本とともに70点の朝鮮古文書が含まれている。これは日本における有数の朝鮮古文書コレクションである。本講義では、それらの朝鮮古文書のうち主要なものの紹介を通じて朝鮮時代の古文書についての理解を深めるとともに、その内容から見えてくる朝鮮時代の政治・経済・社会の諸相について考える。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04161219
東洋史学特殊講義(1)
六反田 豊
S1 S2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
第1回:ガイダンス・文献案内 第2回:朝鮮時代古文書概説(1) 第3回:朝鮮時代古文書概説(2) 第4回:桜圃寺内文庫朝鮮古文書の概要と特徴 第5回:桜圃寺内文庫の朝鮮古文書(1)―国王文書(1) 第6回:桜圃寺内文庫の朝鮮古文書(2)―国王文書(2) 第7回:桜圃寺内文庫の朝鮮古文書(3)―官府文書(1) 第8回:桜圃寺内文庫の朝鮮古文書(4)―官府文書(2) 第9回:桜圃寺内文庫の朝鮮古文書(5)―官府文書(3) 第10回:桜圃寺内文庫の朝鮮古文書(6)―私人文書(1) 第11回:桜圃寺内文庫の朝鮮古文書(7)―私人文書(2) 第12回:桜圃寺内文庫の朝鮮古文書(8)―私人文書(3) 第13回:桜圃寺内文庫の朝鮮古文書(9)―その他
授業の方法
講義形式による。
成績評価方法
学期末に実施する筆記試験(70%)と授業への参加状況(30%)により評価する。
教科書
なし。授業中に適宜資料を配付する。
参考書
朝鮮史全般については、武田幸男編『朝鮮史』<新版世界各国史2>(山川出版社、2000年)および吉田光男編『北東アジアの歴史と朝鮮半島』(放送大学教育振興会、2009年)を参照のこと。朝鮮時代に関する概説書としては岸本美緒・宮嶋博史『明清と李朝の時代』<世界の歴史12>(中央公論社、1998年、中公文庫版:中央公論新社、2008年)をあげておく。また桜圃寺内文庫および同文庫朝鮮古文書については伊藤幸司編『寺内正毅ゆかりの図書館 桜圃寺内文庫の研究』(勉誠出版、2013年)を参照のこと。その他の参考文献については、授業中に適宜紹介する。
その他
推奨科目