学部後期課程
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最終更新日：2024年4月22日
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倫理学概論(1)
近世哲学における有限性の倫理学 ――カントを中心に――
17～18世紀にかけての西洋哲学の展開を、無限性との関係における有限性の意識に注目しながらたどる。デカルト、ロック、ライプニッツ、ルソーを踏まえてカントの倫理学の基本的なテクストの基本的な論点を押さえることを目標とする。
時間割／共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04160461
倫理学概論(1)
中野 裕考
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
文学部
授業計画
中世後期との連続性を考慮しつつ、前半はデカルト、ロック、ライプニッツ、ルソーの基本テクストをもとに講義形式で進めます。後半はカント倫理学の基本テクストを丁寧に読み、論点を確認していきますが、それに加えてできれば参加者の議論を俟ちたいと思います。
授業の方法
毎回、問題にする基本テクストの資料をプリントで配ります。
成績評価方法
出席確認を兼ねて毎回、授業内容に関して各人が掘り下げて研究してみたい論点を問いの形で定式化してもらいます。その問題が研究テーマとして面白いと私が思ったら2点、そうでなければ1点の平常点がつきます。こうして立てた論点の中から最終レポートのテーマを決めてもらい、レポートを書いてもらいます。評価は平常点とレポート点を合わせてつけます。
教科書
プリント配布。
参考書
買う必要はありませんが、主に取り上げるテクストは次のようなものになる予定です。
デカルト『省察』（ちくま学芸文庫）
ロック『人間知性論』（岩波文庫）
ライプニッツ『単子論』『形而上学叙説』（岩波文庫）
ルソー『エミール』（岩波文庫）
カント『人倫の形而上学の基礎づけ』『実践理性批判』（作品社／以文社）
